「注文住宅は、大体いくらくらいかかるんだろう?」
「家を建てる費用の内訳は、どうなっているんだろう?」
これから家づくりをスタートする方にとって、予算や相場は気になるポイントですよね。いくらでどれくらいの家が建てられるのかわかれば、土地探しや工務店選びも進めやすくなります。
そこでこの記事では、注文住宅を建てる場合の予算配分や、価格帯別の注文住宅の特徴についてご紹介します。
建築費の価格帯によって、どんな家が建てられるのかイメージしたい方はぜひ読んでみてくださいね。
注文住宅にかかる費用はどのくらい?
注文住宅を建てる際には、「土地」「建物本体」「諸費用」の3つの項目について費用がかかります。家そのもの以外にも意外と費用がかかるため、総額を把握することがポイントです。
総額が分かると、どれくらい自己資金を用意しておけばいいか、住宅ローンで借り入れるべき金額はいくらかといった見通しが立つようになります。
どんな項目に、どれくらいの費用がかかるのか、見ていきましょう。
建物だけじゃない!土地に支払うお金
家を建てる土地を持っていない場合は、土地の購入費用もかかってきます。土地の費用に加え、「仲介手数料」「印紙税」などの諸費用も必要になることを知っておきましょう。
諸費用の目安となる金額は、次の通りです。
・仲介手数料:土地価格×3%+6万円
・印紙税:1〜2万円程度
また諸費用に加えて、土地の地盤改良や上水道引き込みなどがかかることがあります。これはすでに所有している土地でも、必要となることがあります。
建物だけじゃない!建築時に支払うお金
家を建てるためにかかるお金は、建物本体の費用だけではありません。駐車場や庭、水道や電気工事なども必要です。必要な費用を全て含んだ「建築総額」を把握するようにしましょう。
また、「支払いタイミング」も大切なポイントです。建築費用は何度かに分けて支払うため、どのタイミングでどれくらいのお金が必要かも理解しておきましょう。
建物の本体価格と建築総額について
注文住宅を建てるための「建築総額」は、建物の「本体工事費」に「別途工事費」や「諸費用」を足すと算出することができます。
目安となる金額は、本体工事費は建築総額の75%程度、別途工事費と諸費用の合計は建築総額の25%程度です。
本体工事費
建物本体の建築にかかる工事費用。注文住宅の価格というと一般的には本体工事費のことを指しています。
別途工事費
土地の地盤改良や、外構工事、屋外給排水工事、ガス・電気工事、カーテンなど建物以外に必要な工事費用を言います。
諸費用
確認申請、登記関連の費用、ローン手数料、保証料、火災保険や地震保険の費用として必要になるものです。
建築費用の支払いタイミングについて
建築費用は、工事請負契約、着工、上棟、引き渡しの4回に分けて支払うのが一般的です。
それぞれのタイミングで支払う内容について、お伝えします。
契約時:申込金 10%
設計契約もしくは工事請負契約のタイミングで、申込金もしくは契約金として総額の10%を支払います。別途、仮申込金や設計費が必要となる住宅会社もあります。
着工時:工事着手金 30%
建物の工事が始まったタイミングで、総額の30%を支払います。着工金、工事着手金と呼ばれます。このほか、地鎮祭にかかる式典費用として3〜5万円、近隣へ挨拶にまわる際の手土産代が必要になることもあります。
上棟時:中間金 30%
建物の屋根まで組み上がった上棟のタイミングで、30%を支払います。中間金と言われるものです。上棟式の式典費用として5〜8万円、大工や職人へのご祝儀費用を用意する方もいらっしゃいます。グリーンホームズの上棟式の様子はこちらのブログで紹介していますので、合わせてお読みください。
完成引き渡し時:残金 約30%
建物が完成し、引き渡しのタイミングで残りの約30%を支払います。
工務店へ支払う費用のほか、土地建物の登記費用や住宅ローンの手数料なども必要となります。
さらに工事費用とは別に、引っ越し代や家具家電購入の予算も確保しておきましょう。
さて、これらの支払いに住宅ローンを使う場合、融資が始まるのは建物が引き渡されてからですので、それまでに支払う分はつなぎ融資や住宅ローンの分割実行を利用して支払います。
住宅ローンの商品選びの際には、つなぎ融資や分割実行が可能かどうかもチェックしましょう。
実際に注文住宅をたてている人の予算別注文住宅
ここからは、家そのものの「本体価格」についてお伝えしていきます。
住宅の価格に最も影響するのは「広さ」です。住宅金融支援機構が行なったフラット35利用者調査では、注文住宅の平均住宅面積は123.8㎡(約37.45坪)で、建物の平均建設費は3,569.7万円となっています。
地域別には次の表の通りです。
地域 | 平均住宅面積 | 平均建設費 |
首都圏 | 123.8㎡(約37.45坪) | 3,896.0万円 |
近畿圏 | 127.1㎡(約38.45坪) | 3,775.7万円 |
東海圏 | 123.5㎡(約37.36坪) | 3,650.4万円 |
その他地域 | 123.1㎡(約37.24坪) | 3,368.7万円 |
全国 | 123.8㎡(約37.45坪) | 3,569.7万円 |
平均値で見ると、約130㎡(約40坪)程度の広さの家が、3,000万円台で建てられるというイメージです。
ただし、注文住宅は予算によって建築費用を調整できるのがメリットです。広さや工法、使用する材料や設備の選び方で、建物の価格には大きく幅が出てきます。
そこで、1,000万円台から3,000万円台の家まで、どのような違いがあるのかお伝えします。
【1000万円台の注文住宅】
平均価格より低い1,000万円台でも、コストカットの工夫で十分な注文住宅が建てられます。一般的にはローコスト住宅と呼ばれ、広さは100㎡(約30坪)程度とコンパクトな住まいです。
材料費や施工費用を抑えるため、コの字型やL字型ではなく、正方形に近いシンプルな間取りになることが多いです。1階と2階の面積が同じ総2階、切妻屋根や片流れ屋根のデザインなど合理的な設計が選ばれるのも、コストカットが理由です。
また、建築材料の一括仕入れや設備の選択肢を絞った標準仕様などのシステムでコストを抑える住宅会社もありますね。
低価格ではありますが、耐震性や断熱性などの性能は問題なく、色選びや内装で個性を楽しむことができます。
【2000万円台の注文住宅】
2,000万円台の注文住宅になると、間取りやデザイン、設備のグレードなどにこだわりを反映しやすくなります。より高い耐震性能や断熱性を備えた設計にすることもできるでしょう。
ただし、内装も設備も全て理想通りにしようとすると全てに理想を追求してしまうと予算オーバーとなってしまいます。うので、優先順位をつけ、メリハリのある計画になるようじっくり検討しましょう。
1,000万円台と同様100㎡(約30坪)程度の広さなら内装や設備にこだわった住宅にできますし、もう少し広い間取りを選ぶこともできるため、やりたいことの選択肢が広がるイメージです。
【3000万円台の注文住宅】
注文住宅の全国平均価格が3,500万円台であることからも、平均的な住みやすいグレードの注文住宅が可能になります。3,000万円台後半なら、さらにこだわった住宅が計画できるでしょう。
内装材に無垢や漆喰などの自然素材を用いたり、水回りの設備のグレードを上げたりするほか、断熱性や気密性をあげる、太陽光発電などをつけるなど性能面でも幅広くこだわりを実現できます。
より広い間取りを選ぶこともできますが、設備や内装の素材などに費用をかけると、住みやすい注文住宅となるでしょう。
グリーンホームズの新築住宅ラインナップ
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土壁と無垢の家 ラインナップ特設ページがありますので、もっと詳しく知りたい方は、下記のページもぜひ合わせてご覧ください。
実際にグリーンホームズで施工された施工事例は下記ページからお楽しみください。
専任のアフター担当者がいるから安心!グリーンホームズ のアフター体制について
さて、ここまで費用や予算についてお伝えしてきましたが、住宅会社選びにおいては「アフターメンテナンス」の体制も重要なチェックポイントです。
家は建てて終わりではありません。長く快適に住み続けるには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
また、お風呂や水道などの設備には年月とともに不具合が出ることもあります。そんな時に、気軽に相談できすぐに修理に駆けつけてくれるような体制がある住宅会社なら、安心して住まいづくりを依頼できるでしょう。
グリーンホームズでは、専任のアフター担当者を置いています。工事をした会社だからこそ、どこよりもお客様の住まいに詳しいのが私たちのメリットと考え、対応しています。
無料点検には、お引き渡しから、3ヶ月・6ヶ月・1年・2年・9年のタイミングで伺っています。お伺いする際には「お住まい点検ハガキ」で点検のタイミングをお知らせしています。ちょっとした不具合の修理から消耗品の交換まで、お困りごとにすぐに対応できるような体制づくりを大切にしています。
注文住宅の価格について詳しく知りたい!無料相談会はこちらから。
注文住宅の価格は、広さや仕様、お客様のご希望によって大きく幅が出てきます。そのため、こだわりたいことや疑問点を詳しくお伺いすると、具体的な価格についてもお伝えすることができます。
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