青森県南地方、八戸市で新築注文住宅をご検討中の皆様は、「いつか家を建てたいけれど、どのタイミングがいいのだろう?」「住宅価格や金利は、これからどうなるの?」と、家を建てるべきタイミングに悩んでいませんか?
実際のところ、家を建てるベストタイミングは、ご家庭によってさまざま。出産や進学、土地との出会いなどいくつかパターンがあります。どのタイミングを選んでも、間違いはありません。ただし、理想の家づくりを叶えるには、タイミングごとに気をつけるポイントを知っておくことが大切です。
今回は、どんなタイミングで家を建てる人が多いのか、ライフイベントや社会情勢、金利などさまざまな角度から解説します。タイミングごとの注意点もお伝えするので、ベストタイミングを見逃さないよう、ぜひ参考にしてみてください。
2023年は住宅の価格・金利どうなる?
家を建てるなら、予算にも余裕を持ちたいもの。そこで気になるのが、住宅価格や住宅ローン金利の動向です。円安や物価上昇などが気になって、様子を見ている方も多いかもしれません。2023年はどうなると予測されているのかご説明します。
住宅価格はまだ上昇が続く?
ここ数年、住宅価格は上昇傾向にあります。主な理由は、低金利政策が続いているからです。さらに、長引くコロナ渦やウクライナ情勢、円安による建築資材の価格高騰など、さまざまな社会情勢が住宅価格に大きく影響しています。
そのため、住宅価格の上昇はまだ続くと予測する意見が大半。この春も、設備メーカーから価格改定のお知らせがあったりして、お客様にご負担をかけてしまいます。しかし、一時期ほどの上昇スピードではなく、高止まりしているのではと見守っています。
金利上昇の可能性はある?
住宅ローン金利については、固定金利と変動金利で少し動きが異なります。
日銀は、2022年12月に長期金利の上限を0.25%から0.5%程度に拡大すると決定しました。その影響で、固定金利は上昇し、フラット35では0.03%引き上げられました。
一方、変動金利は短期金利と連動するため据え置きとする銀行が多く、これからも低金利が続くと見られています。ただし、こうなると、変動金利を選ぶ人が増えます。利用者が増えると短期金利が上昇、いずれ変動金利も上がると予測されています。そのため、金利が変わった際の返済額もシミュレーションしておくと安心です。
家を建てるタイミングをライフイベントから考える
結婚や出産、子供の進学などのライフイベントが、家を建てるきっかけになる方はたくさんいらっしゃいます。安心して家づくりをスタートするために、それぞれのタイミングで家を建てるメリットや注意点を知っておきましょう。
ここでは「結婚・出産」「子供の成長」「親との同居」「子供の独立」「転勤」の5つのライフイベントについて、解説します。
タイミング①結婚・出産
家族が増える結婚や出産は、家を建てる最初のきっかけになるライフイベントです。
早めに家を建てる理由には、「家賃がもったいない」「子育て環境を整えたい」などがあります。一方で、資金に余裕がなく、なかなか踏み出せないという声も。しかし、低金利や税制優遇措置、若者世帯向けの補助金制度などの恩恵が得られるのもこのタイミング。早めに住宅ローンを完済できるのもメリットです。
このタイミングは、家族構成やワークスタイルがまだはっきりしないという方も多いもの。そこで、できるだけフレキシブルな間取りにすることをおすすめします。「いずれ間仕切りする前提で、広めの子供部屋を作る」「テレワークもできる個室を用意する」など、将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるよう提案しています。
タイミング②子供の成長
「子供が大きくなって、賃貸が手狭になった」「子供が学校に通いやすいエリアに引っ越したい」など、子供の成長や進学するタイミングで、家を建てるケースも多いですね。
家族構成や求める教育環境がはっきりし、より具体的な希望に合わせて家づくりができるが、このタイミング。小学校入学前なら転校も避けられるため、環境を大きく変えずにすみます。
このタイミングで家を建てる場合は、スケジュール管理が大切なポイントです。注文住宅の場合は、家の完成までに1年程度かかることが一般的。入学時期に間に合うよう、計画的に家づくりをスタートしましょう。また、住宅ローンの完済時期を見越して、無理のない資金計画を立てることも意識しておきたいですね。
タイミング③親との同居
親と同居するタイミングで、家を建てる方もいらっしゃいますね。
子育てや介護のサポートなど、お互いが助け合って暮らせる住まいにできるのが、このタイミングで家を建てるメリットです。
ライフスタイルの異なる二世帯がストレスなく暮らすため、それぞれのプライバシーを大切にした間取りに。将来の介護を見越して、手すりの設置や段差の解消などバリアフリーにしておくこともポイントです。
親の持っている土地に家を建てることが多く、土地購入費用がかからないケースがほとんど。その分、家づくりに資金を回せるでしょう。両世帯で納得いく資金計画を立て、スムーズに家を建てられるようにしましょう。
タイミング④子供の独立
子供が家を出て独立し、夫婦だけの生活になったタイミングで、家を建て替えるのも選択肢のひとつです。
夫婦2人の住まいとして好まれるのは、コンパクトな平屋です。上下移動が少なく家事動線も短いため、年齢を重ねても負担なく暮らせます。広さがないため、費用を抑えやすいのもメリットです。
住宅ローンを組む場合も、自己資金を利用する場合も、老後資金とのバランスに注意して資金計画を立てましょう。年金や貯金なども含めた計画で、無理なく家を建てることができます。
タイミング⑤転勤
仕事の都合で何度か転勤する予定があると、家を建てるタイミングはなかなか決めにくいもの。家を建てた途端に転勤の辞令が出る、ということも実際にあるようです。
家を建てた後に、転勤となった場合の対応には、2つのパターンがあります。
ひとつは、ご主人が単身赴任して家族が家に住むというパターン。子供の転校を避けて、住み慣れた環境を維持できる点がメリットです。
もうひとつは、転勤先に家族もついていき、その間は一時的に賃貸に出すというパターンです。子供が小さいうちは、家族で一緒に暮らしたいと考える方や、転勤期間が決まっている方におすすめの方法です。
早めに家を建てれば、住宅ローンの審査も通りやすく借入期間にも余裕を持てます。転勤後の対応を家族で話し合い、方向性を決めておきましょう。
その他のタイミング
ライフイベント以外にも、社会情勢や土地との出会いなどが、家を建てるタイミングに影響します。
タイミング①社会情勢から考える
社会情勢とは、土地価格や金利の動向、円安や物価高といった経済的な動きのことです。
価格の上昇や物価高という点だけを見ると、家を建てにくいと感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、住宅ローンや固定資産税の減税、新築時に使えるさまざまな補助金など、住宅購入をサポートする政策も用意されています。このような住宅優遇制度をうまく活用し、早めに家を建てる決断をするのもひとつの選択肢です。
タイミング②家賃が高いと感じたとき
いずれ家を建てるなら「家賃がもったいない」という理由で、早めに家を建てる決断をされる方もいらっしゃいます。実際に、住宅ローンの返済額や金利によっては、賃貸の家賃とあまりそれほど変わらないケースもあるようです。いつか建てるのなら早いタイミングの方が、住まいに払う総支払額を抑えることができます。
現在の家賃や、住宅ローンの返済額を比較しながら、無理のない資金計画を立てていきましょう。
タイミング③理想の土地を見つけたとき
「気に入った土地が見つかれば、家を建てよう」と思っている人は、事前準備が重要です。理想の土地は、他の人にとっても魅力的なもの。すぐ、買付証明書を出せるスピード感で動けるよう、準備しておきましょう。
事前にできることは、資金計画や住宅ローンの事前審査などです。家族ともしっかり相談して、条件をすり合わせておきましょう。また、家を建てる工務店やハウスメーカーも決めておき、土地の下見に同行してもらうと安心です。
土地を勢いで買ってしまうと、「理想の家が建てられない」「家に使える資金が足りない」といったトラブルの元に。家を建てるプロとも相談し、すぐに購入意思を示せるように準備しておきましょう。
家を建てるタイミングに正解はあるのか
ここまで、さまざまな切り口から「家を建てるタイミング」についてお伝えしてきましたが、最適なタイミングは、結局いつなのでしょうか。もし迷ってしまった場合は、次の3つのポイントから考え方を整理してみましょう。
家を建てるタイミングに正解はない
冒頭でもお伝えした通り、家を建てる最適なタイミングはご家庭によってさまざま。正解はなく、それぞれのきっかけで家づくりを進めるのがいちばんでしょう。
とは言え、大きな資金が動きライフスタイルも変わるため、「家を建てる」決断には、不安もつきまといます。後悔しないためには、資金計画や家族との相談、工務店探しなどの準備をしっかり整え、タイミングごとの注意点も知っておくことが大切です。
まずは、自分がなぜ家を建てたいかをまとめよう
タイミングに正解はないと知っていても悩む方は、「家を建てる」理由についてよく考えてみましょう。多くの方が、今の住まいでの悩みを解決したい、これからの理想の暮らしを実現したいと考えて、家づくりをスタートされます。
「子供をのびのびと育てたい」なら、早めに家を建てる方がいいでしょう。逆に「子供が小さいうちは家族で転勤先についていこう」と決めている場合は、中学や高校進学のタイミングで家づくりを考える方がいいですね。
このように、家を建てたい理由をまとめていくと、建てるべきベストタイミングもはっきりしてきます。
考えすぎず、タイミングを逃さないようにすることも大切
さまざまな情報を目にすると、悩んでしまって決められないという声も耳にします。大きな決断ですので、なかなか決められないのも当たり前ですよね。
ただし、考えすぎるとデメリットの方が気になって、決断しにくくなってしまうことも。デメリットは対処法を知っていれば、それほど心配することでもありません。考えすぎず、自分たちにとって家を建てるベストタイミングを逃さないようにすることも大切です。
八戸市でタイミングを逃さず家を建てるなら、グリーンホームズの相談会へ
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